
Vin-Antique / UFO'84 ver.2
「?」が鍵。Vin-AntiqueがおくるFF系ゲルマファズ。
アルミ削り出し筐体。そしてローノイズにアップデートされたUFO'84。
UFO型のロシアン・ゲルマニウムトランジスタを採用。
手元のコントロールでサウンドの変化を楽しめるFFをさらに美味しく、自分好みに調整できることが楽しいペダル。
3つのつまみ
謎のノブ”?”、ゲイン、ボリュームのシンプルな3ノブ構成です。
ボリューム以外全部MAXにした状態で音作りをしていくと良いと思います。
かなり玄人向けのノブ構成のためもう少し詳しく説明させていただきます。
“Gain”
歪みの量を調節します。
UFO’84はFuzzFaceに近い回路を持っていますが、このゲインノブは通常のFuzzFaceのFuzzノブとは違います。
ギター本体についているVol.ノブと同じような挙動をします。
ブースターとして使いたい場合は、このノブを下げていってみてください。
ファズとして使いたい場合は、このノブを上げていってみてください。
ボリュームを絞ってクリーンになるような使い方をする場合は、GainノブをMax付近にすると良いです。
また、このノブは歪みの量と同時にインプットのインピーダンスもコントロールしています。
クラシックなファズ同様にインプットインピーダンスが低い仕様になっているためワウとの相性問題が起こることがあります。
その場合はこのノブを下げていくことでインプットインピーダンスが上昇しワウとの相性問題が低減していきます。
ただ個人的にはワウにはアウトプットバッファーを入れた方が良いと思います。
“Vol.”
音量を調節します。
10時から12時あたりでバイパス音とのバランスが取れますが、ぜひ音量をあげて真空管アンプをブーストしてやってください。
“?”
独自の回路による独自の機能です。
電子回路の専門家に怒られそうな回路ですが、音楽的に面白いので特有の機能として搭載しました。
いわゆるビンテージのファズは同じトランジスタの型番でも、ゲイン違いで色々存在します。
この回路は、この現象に似たことをやってみてます。
増幅回路後段のトランジスタそのもののゲインを調整しているような回路です。
歪みの質感を変えずに歪みの量が変わります。
一言でいうと、もう一つのGainノブなのですが、このノブの用途はもう一つあります。
“ギターのボリュームを絞ったときに透き通ったクリーンになる”
これがFuzzFace系のファズの面白さだと個人的に思っています。
それならその時の音色も調整できたらなと思いませんか?
この”?”ノブを回すことでボリュームを絞ったときの音色を調整することができます。
※変な回路ゆえノブを回すと瞬間的にガリが出ますが、これは仕様です。
仕様
入力インピーダンス: 約10kΩ
(※ビンテージファズ同様ローインピで受けているため、前段にバッファーを置くと歪み量が増えます。
ビンテージライクに使う場合はギターからの信号をUFO’84にトゥルーバイパスしてください。)
電源: 9VセンターマイナスACアダプター or 9V電池006P (※昇圧して使う場合は保証対象外になります。)
寸法: 120mm(D) x 67mm(W) x 40mm(H) 突起物は含まない
保証期間:3年間
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